大阪府狭山市の鑑定評価

大阪府狭山市の不動産鑑定に精通した不動産鑑定士です。日本アプレイザルネットワーク株式会社は公益社団法人日本不動産鑑定士協会連合会の会員であり、大阪府狭山市をはじめ全国の最新の取引事例、賃貸事例を収集することが可能です。
弊社は、不動産鑑定士としての専門性とネットワークをベースに、大阪府狭山市をはじめ全国の不動産鑑定評価を得意としております。大阪府狭山市の不動産定評価でご相談があれば、日本アプレイザルネットワーク株式会社まで、お気軽にお問い合わせ頂ければ幸いです。

以下は、以前、大阪府狭山市の不動産鑑定評価を行ったときに地域要因の分析で記載した文章の一部です。

① 市区町村の概況
(a)沿革
大阪狭山市は大阪府の南東部に位置し、地勢は北東部の平坦部と南西部の丘陵部に二分され、南北から北へなだらかに傾斜した地形である。市域は東西2.4㎞、南北7.0㎞と細長く、総面積は11.86k㎡であり、昭和62年10月1日府下で32番目の市制を施行して、大阪狭山市となる。当市の中央部には、日本最古の人工の溜め池である狭山池が存することにより、古代から利水、農耕を営む人々の共同生活があったことを物語っている。昭和30年代以降の大阪都市圏への急激な人口集中に伴って、狭山ニュータウンを始め大小の住宅開発が進み、それまでの農村集落から大都市近郊の住宅都市へと大きく変貌した。

(b)人口の状態
 大阪府狭山市は、経済の高度成長の始まりとともに増加したが、平成6年以降はほぼ横這いの傾向を示し、最近5年間の推移は次の通りである。

(c)交通施設の状態
大阪府狭山市の市域の南北には、大阪・難波と和歌山・高野山を結ぶ南海鉄道高野線が縦断し、北より狭山、大阪狭山市、金剛の3駅が存する。バスターミナルとしては金剛駅を中心として、南海バスが運行するほか、平成13年6月より市が事業主体となる市内循環バスも運行されている。

(d)道路整備の状態
大阪府狭山市の幹線道路として、市域の南北に国道310号線、府道河内長野美原線、東西に府道森屋狭山線、南西の丘陵地帯にはニュータウン環状線がある。金剛駅酉口整備事業も一部残っている部分もあるが、駅前広場としては平成15年3月18日にオープン完成している。

(e)上下水道ガス等の整備の状態
上水道  人口普及率  100%
下水道  人口普及率  99.9%
都市ガス 世帯普及率  72.5%

(f)商業施設の状態
国道310号線や府道森屋狭山線沿いには、自動車販売店、ホームセンター、家電店、ファミリーレストラン等のロードサイド型の店舗が見受けられるほか、各駅周辺や狭山ニュータウン内にも近隣居住者に対する店舗が見受けられるが、近年周辺市のロードサイド店舗等に休日の顧客が流出し、事業数等の減少が見られる。

(g)商圏及び顧客の状態
大阪府狭山市の主な商業施設は、主として最寄り品の施設であり、その商圏としては当市、堺市、富田林市等が考えられ、高額な買回り品の購入は大阪市内等で行われることが多い。

(h)将来の動向その他
大阪府狭山市の産業は、農業・工業・商業等多岐多様にわたっており、今後も都市化と自然や農地、水と緑豊かな一体的景観の重要性が増している。当市において平成13年3月に狭山池本体工事の完成、狭山池博物館の完成等、市のシンボル的風景が変化するとともに、平成12年4月に閉園した「さやま遊園」跡地も平成15年5月より区画分譲が始まり、戸建・マンション住宅地へと変貌した。また既成市街地での宅地開発や、主として狭山ニュータウンの外縁部や東茱萸木地区等での宅地造成による住宅地が供給されつつある。


大阪府狭山市の不動産鑑定評価については、弊社までお気軽にご連絡下さい。

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