大阪府富田林市の鑑定評価

大阪府富田林市の不動産鑑定に精通した不動産鑑定士です。日本アプレイザルネットワーク株式会社は公益社団法人日本不動産鑑定士協会連合会の会員であり、大阪府富田林市をはじめ全国の最新の取引事例、賃貸事例を収集することが可能です。
弊社は、不動産鑑定士としての専門性とネットワークをベースに、大阪府富田林市をはじめ全国の不動産鑑定評価を得意としております。大阪府富田林市の不動産定評価でご相談があれば、日本アプレイザルネットワーク株式会社まで、お気軽にお問い合わせ頂ければ幸いです。

以下は、以前、大阪府富田林市の不動産鑑定評価を行ったときに地域要因の分析で記載した文章の一部です。

① 市区町村の概況
a.沿革
大阪府富田林市は大阪府の南東部に位置して、羽曳野丘陵に広がる南河内の中心的な性格を持ち、市域は東西6.4km、南北10.1km、総面積39.66平方キロメートルで細長い地形となっている。昭和25年4月に府下で16番目の市制を施行し50年余年を経て現在に至っている。古くから南河内の商工業の中心並びに交通の要衡として発展してきたが、金剛団地の開発により人口増加の現象が続き、農村的な性格の町から大阪市、堺市等のベットタウンとして急激に変化してきた。当市の北束平坦部は古くからまちが開けたところで、南北に流れる石川を挟んで平野が広がり、南部は雄大な金剛・葛城連峰を背景に豊かな丘陵と美しい田園風景が広がり、西部丘陵は計画的に開発の進んだ環境水準の高いニュータウンとなっている。なお、市全域が都市計画区域でうち市街化区域は1,579haとなっている。

b.人口の状態
人ロは昭和25年4月の市制施行時の30,399人から逓増傾向が続いたものの平成14年をピークに逓減傾向に転じている。この減少傾向は「富田林市4次総合計画」において予想されている人口減少予測を遥かに上回るものである。一方で世帯数は微増傾向から微減傾向に転じている。

c.交通施設の状態
大阪府富田林市域の中心部を南北に近鉄河内長野線が縦断し、北より「喜志」「富田林」「富田林西口」「川西」「滝谷不動」の5駅があり、また、市域の西端付近を南海高野線が走行し、市内には「滝谷」駅があり「金剛」「大阪狭山市」の2駅が利用可能な位置に設置され、いずれも大阪中心部と結んでいる。バスターミナルとして「喜志」「富田林」「金剛」の各駅前があり、周辺部に近鉄バス、金剛バス、南海バスの3社が運行しており、市営の「レインボーバス」は4路線で4便と8便が市役所や市内公共施設間を運行している。

d.道路整備の状態
大阪府富田林市の主幹線道路として、南北方向に大阪外環状線(国道170号線)、旧国道170号線等があり、東西方向に国道309号線、大阪千早線(国道309号バイパス)等が走行している。

e.上下水道ガス等の設備の状態
上水道…人口普及率はほぼ100%である。
都市ガス…世帯数の84%以上が普及している。
公共下水道…人口普及率は81%以上、面積普及率は36%以上である。

f.商業施設の状態
大規模商業施設としては、富田林駅周辺のダイエー、ジャンボスクエアー、喜志駅周辺のサンプラザ喜志店、滝谷駅周辺でのライフ滝谷店、金剛東地区でのジャスコ金剛東店(エコール・ロゼ)、金剛団地での関西スーパー金剛店、梅の里での万代梅の里店等がある。

g.商圏及び顧客の状態
大阪府富田林市の主な商業施設は、主として最寄り品指向の施設であり、その商圏としては当市、太子町、河南町、千早赤阪村が考えられる。高額な買周り品の購入は、大阪市内に流出している場合が多い。

h.将来の動向・その他
大阪府富田林市では平成16年に策定された「第4次総合計画」が実施されており、基本構想の期間を10年とし、時代潮流の変化を見据えながら5年程度で必要に応じて修正し、実施計画は3年(平成20年目標年次)とし、教育・文化の復興、健康・福祉の充実、都市基盤の整備等の施策が進められている。周辺自治体と合併協議も進められてきたが、H17年に協議会が解散・廃止され、現状では具体的な協議は無いことから当面目立った動きは特にない。


大阪府富田林市の不動産鑑定評価については、弊社までお気軽にご連絡下さい。

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