大阪市北区の鑑定評価

大阪市北区の不動産鑑定に精通した不動産鑑定士です。日本アプレイザルネットワーク株式会社は公益社団法人日本不動産鑑定士協会連合会の会員であり、大阪市北区をはじめ全国の最新の取引事例、賃貸事例を収集することが可能です。
弊社は、不動産鑑定士としての専門性とネットワークをベースに、大阪市北区をはじめ全国の不動産鑑定評価を得意としております。大阪市北区の不動産定評価でご相談があれば、日本アプレイザルネットワーク株式会社まで、お気軽にお問い合わせ頂ければ幸いです。

以下は、以前、大阪市北区の不動産鑑定評価を行ったときに地域要因の分析で記載した文章の一部です。

a.沿革
北区は、平成元年の合区により大淀区と北区が一体となって北区を形成するに至った。旧大淀区は大阪の北部、新淀川の左岸に位置し、淀川デルタ上に、古くから繊維工業の発達したところであり、現在でも典型的な化学工業地域を形成し、また、本庄・豊崎地区には運輸関連業種が集まり、大阪における貨物の発着点となっている。一方、旧北区は中央区と共に明治22年4月に創設された、大阪市で最も古い区である。戦後、急速に発展し、大阪の玄関口としての機能を発揮している。また、官公署、大手企業ビル、有名ホテル等も集積し今日に至っている。

b.交通施設の状態
梅田地区は、JR(東海道本線・東西線)、阪急電鉄(神戸・宝塚・京都線)、阪神電鉄(本線)、地下鉄(御堂筋・四つ橋・谷町線)等が集結し、西日本最大のターミナルとなっている。また、市内外へ連絡する路線バスのターミナルでもある。

c.道路整備の状態
南北に通ずる幹線道路は、西から東へ「あみだ池筋」、「なにわ筋」、「四つ橋筋」、「御堂筋」、「天神橋筋」及び「谷町筋」と並び、良好な整備状況にある。東西の主要幹線道路は、梅田新道あたりで接続している国道1号・2号の他、梅田周辺から東方~北東方に延びる扇町通、都島通、城北公園通等があげられるが、南北の幹線道路と比べるとやや劣っている。その他、地区内街路は土地区画整理等により概ね整備されているが、中崎地区及びその周辺等には未整備な状況もみられる。

d.供給処理施設の状態
上水道・都市ガス・公共下水道は、いずれも100%普及している。

e.商業施設の状態
JR「大阪」駅を中心とする「梅田」地区には百貨店、各種専門店等の大規模商業施設やホテル、文化・娯楽施設が集積し、さらに縦横に地下街が形成され、大阪を象徴する高度な商業地域が発達している。また、中之島を中心とする堂島川沿いの地域には官公署や大手企業ビルが集中し、御堂筋沿いの地域等と共に大阪市を代表する業務商業地域を形成している。その他、曽根崎を中心とする一帯は飲食店が建ち並び、中央区の「ミナミ」と共に大阪の二大歓楽街として有名である。

f.商圏及び顧客の状態
梅田地区は、JR、阪急、阪神電鉄及び地下鉄が乗り入れ、西日本屈指の交通拠点であることから、商圏は広く、京阪神を中心として、関西一円に及んでいる。