大阪市港区の鑑定評価

大阪市港区の不動産鑑定に精通した不動産鑑定士です。日本アプレイザルネットワーク株式会社は公益社団法人日本不動産鑑定士協会連合会の会員であり、大阪市港区をはじめ全国の最新の取引事例、賃貸事例を収集することが可能です。
弊社は、不動産鑑定士としての専門性とネットワークをベースに、大阪市港区をはじめ全国の不動産鑑定評価を得意としております。大阪市港区の不動産定評価でご相談があれば、日本アプレイザルネットワーク株式会社まで、お気軽にお問い合わせ頂ければ幸いです。

以下は、以前、大阪市港区の不動産鑑定評価を行ったときに地域要因の分析で記載した文章の一部です。

① 市区町村の概況
大阪市港区は、大阪市西部に位置し、大阪港を擁する海の玄関口となっている。区域面積が7.9k㎡で、安治川と尻無川に挟まれた東西に細長い地形であるが、古くは新田開発のためかつての淀川河口の低湿地帯が埋め立てられ、大阪市初の市電開通・築港大桟橋完成により大阪の海の表玄関として大きく発展してきた。1925年港区が誕生したが、度重なる風水害や戦災から港湾整備、防災工事及び安治川内港化、盛土により区域大半の嵩上げなど大規模な土地区画整理事業が実施された。
人口、世帯数いずれも微減傾向にある。
交通機関はJR大阪環状線が港区東部を縦断し、また、港区のほぼ中央部を市営地下鉄中央線が東西に横断しており、「弁天町駅」にて相互連絡している。港区内には、他に地下鉄中央線「大阪港駅」、「朝潮橋駅」がある。また、区内の駅遠隔地には、市バスが運行されている。更に、港区と南港コスモスクエアを結ぶ海底トンネルの道路部分については平成9年10月に開通し、また、鉄道部分については大阪港と中ふ頭駅間がテクノポート線により開通し港区と南港地区が直結され利便性が向上した。このテクノポート線は平成17年に中央線に編入した。
区内の幹線道路は南北に「第2阪神国道(国道43号)」、東西に「中央大通」、「みなと通(国道172号)」、「淀川通(淀川北岸線)」が走っており相互に連続性がある。区内の大部分において街路配置が整然としている。高速道路は、阪神高速16号大阪港線が中央大通にほぼ並行して走り、4号湾岸線へと接続していて、波除出入口、大阪港出入口がある。また国道43号に並行して阪神高速17号西大阪線も走っており、安治川出入口、弁天町出入口がある。
上水道、下水道及び都市ガスは区全域に普及している。
区の行政、商業の中心地は、旧来「市電通」であった「国道172号(みなと通)」沿道にあるが、地下鉄中央線及び中央大通り沿道が新たな商業施設の中心となりつつある。
築港内の従来の商業施設は主に地元密着の近隣商業施設で、顧客も港区内に限られており、商店数、売場面積、年間販売額等は年々逓減する傾向にあった。しかし、築港地区の天保山ハーバービレッジや、隣接する西区にある大阪シティドームなどの商業施設は、区外はもとより市街からも観光客が訪れ、大阪市内の観光娯楽のスポットのひとつとなっている。
将来の動向としては、地下鉄中央線が平成17年料金値下げしたことにより南港方面への利用者の増加が見込まれ、一方大阪中心部西区に隣接することから区東部の弁天町周辺から順次西へ土地利用の高度化が進みつつある。このため、中小工場の住宅地化、大規模工場地の流通業務基地化、商業地の従来の幹線道路沿いから、鉄道沿いへの移行等が予想される。


大阪市港区の不動産鑑定評価については、弊社までお気軽にご連絡下さい。

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