大阪市浪速区の鑑定評価

大阪市浪速区の不動産鑑定に精通した不動産鑑定士です。日本アプレイザルネットワーク株式会社は公益社団法人日本不動産鑑定士協会連合会の会員であり、大阪市浪速区をはじめ全国の最新の取引事例、賃貸事例を収集することが可能です。
弊社は、不動産鑑定士としての専門性とネットワークをベースに、大阪市浪速区をはじめ全国の不動産鑑定評価を得意としております。大阪市浪速区の不動産定評価でご相談があれば、日本アプレイザルネットワーク株式会社まで、お気軽にお問い合わせ頂ければ幸いです。

以下は、以前、大阪市浪速区の不動産鑑定評価を行ったときに地域要因の分析で記載した文章の一部です。

① 市区町村の概況
(a) 沿革
大阪市浪速区は大阪市のほぼ中央部に位置しており、古くからの商工業の町で、下町情緒のある庶民の町として繁栄してきた。大正14年4月1日、南区(中央区)からの分区により、現浪速区となった。区の面積は、370,000㎡で、大阪市内で最小区である。

(b)人口の状態
大阪市浪速区は、終戦時5,634人まで減少していた。その後、次第に増加し昭和40年をピークに減少に転じたが、近年マンション建設等により増加傾向が続いている。

(c)交通施設の状態
大阪市浪速区は、JR大阪環状線(新今宮駅、今宮駅、芦原橋駅)、同関西本線(今宮駅、JR難波駅)、地下鉄御堂筋線(大国町駅)同四つ橋線(なんば駅)同堺筋線(恵美須町駅)、同千日前線(桜川駅)及び南海電鉄本線(難波駅、新今宮駅)等が区内を縦横に走行し、この間を大阪市営バスが運行されるなど、交通手段に比較的恵まれている。

(d)道路整備の状態
 大阪市浪速区は、東西方向の主幹道路として「千日前通」「大浪通」「国道25号」が、南北方向の主幹道路としては「堺筋」「国道26号」「なにわ筋」「新なにわ筋」「あみだ池筋」があげられる。 また、阪神高速道路1号環状線、同14号松原線、同15号堺線があり、夕陽丘・難波・汐見橋等のインターチェンジが設置されている。

(e)上下水道ガス等の整備の状態
 上水道:全区が給水区域内
 都市ガス:全区が供給区域内
 公共下水道:全区が処理区域内

(f)商業施設の状態
 大阪市浪速区は、大規模商業施設としては「なんばCITY」、堺筋日本橋の家電小売、卸売等の量販店が集積する「でんでんタウン」が著名であり、古くからの西道頓堀側沿いの材木問屋街、旧御蔵跡町一体の履物問屋街、大国町の皮革製品問屋街がある。難波駅南側の再開発事業による店舗・事務所・文化施設等の複合施設である「なんばパークス」がオープンし、その南にヤマダデンキが開業した。また、湊町地区では、既に完成した「OCAT」、「湊町リバープレイス」に加え、イオンが24時間営業スーパーを開業した。

(g)商圏及び顧客の状態
 「なんばCITY」はファッションを主流に若者の街として、「なんばパークス」は主に30,40代を対象とした施設として、若・中年層が広く府下全域あるいは近隣府県より購入客が集中する反面、「でんでんタウン」は集客力が低下している。履物、皮革、木材等は全国に販路をもつ。


大阪市浪速区の不動産鑑定評価については、弊社までお気軽にご連絡下さい。

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